便秘による腹痛と吐き気は危険!その原因と注意点。
便秘と同時に激しい腹痛や吐き気にの症状が出るのはどうしてでしょう。
便秘と同時に、冷や汗が出てきたり、吐き気を感じたり、立っていられないほどズキズキと傷む事がありますよね。
痛みの原因は本当に便秘なのか、それとも他の原因なのか…。
わからなくて不安なまま、お腹の痛みに耐えていませんか?
便秘に腹痛は、実はお腹からの最後のSOS。
すでに何らかの腸の病気へと進行しているか、もしくはその一歩手前まできています。
吐き気については、
胃と腸は同じ消化器なので、同時に不調になることが多々あり、
腸の問題である便秘と、胃の問題である吐き気が同時に発生するのは珍しいことではありません。
腸が便でいっぱいになり「もうゴミをためておけない!」という緊急状態になった時に食べ物が入るとさらに腸に負担がかかるので、吐く事であなたの体を守ろうとします。
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原因その1。ガスや便がたまって内蔵を圧迫している。
お腹の便がたまり続けると腐敗してガスを発します。
そのガスにより腸が膨張して、他の臓器を圧迫するようになります。
すると、圧迫された臓器が上手く働く事ができなくなり、痛みを発するようになるのです。
あまりに便が溜まりすぎていると、腸の中へと食べ物が進まなくなるので、
吐き気を催すことになります。
原因その2。腸がねじれている。または塞がっている。
腸がねじれていたり、塞がってしまうことで、
便が通ることが出来ず、激しい痛みを発することがあります。
「腸がねじれるなんてこと、あるの?」と思う人もいるかもしれませんが、
実は多くの人は、もともと腸がねじれています。
普段の運動量の違いによって、便秘になる人とならない人がいる…というわけです。
適度な運動ができていて、心身ともに栄養が足りていれば、
腸がねじれていても、便秘になる事はありません。
腸のねじれが原因の便秘であれば、運動をすることで改善できます。
便秘を治すとなると、下剤を使って便を出すという人もたくさんいます。
しかし、下剤を続けてしまうと腸が「自分で頑張らなくても勝手に出してるれる?」と勘違いするようになり、またすぐに便秘になってしまいます。
緊急の場合は仕方ないのですが、便秘の原因から改善していく事が1番大切です。
ですが、腸の病気やガンに進行していたり、腸がねじれて激しい傷みを感じているときは、薬や医療のお世話になる事も必要です。
激しい腹痛を伴う場合は自分で様子見をしていないで、病気になっていないかだけでも病院で確認しましょう。