便秘による腹痛と吐き気を放っておくと危険!

便秘による腹痛や吐き気に効く運動方法や、食物繊維、ストレス解消法、オススメの食べ物など具体的にご紹介しています。また、サプリメントや食物繊維は摂取の仕方を間違えたら逆効果!腹痛や吐き気を悪化させない為にも正しい摂取方法で便秘を解消しましょう!

お腹の凝りをほぐして便秘や身体の不調を改善!!

便秘がちな人は特にお腹が凝りやすくなっている。

前回は「お腹が凝ってしまうとどうなるか」をご紹介しました。

肩こりや背中の張り、内蔵や手足の冷えにはお腹の凝りが深く関係してるということでしたが、

便秘がちな人は胃腸の働きが悪くなっていて、

その他の内蔵も腸に溜った便やガスによって圧迫されている為に

より一層、お腹が凝り固まりやすくなっているのです。

 

私も初めてこの事実を知った時は驚きでした。

 

「便秘のせいで酷く肩が凝り、背中も張っていてつらい」と思っていましたが、

便が出ても凝りは解消されずに、また便秘を繰りかえしていました。

そこで「お腹の凝り」事実を知り、自分のお腹をもんでみると、特に脇腹の辺りが硬かったのを覚えています。

「友達の脇腹は柔らかくてのびが良いのに、私は硬い。

かといって筋肉で引き締まっているわけでもないし…。」

これがようやく凝りだったということが分かりました。

 

お腹の凝りをほぐせばリンパの流れが良くなり、血液の流れも良くなります。

またむくみの解消や、筋肉細胞の代謝が上がるなどで

疲労からの回復力がアップします。

 

ここではお腹の凝りのほぐし方をいくつかご紹介します。

お腹をほぐす事は、ガス抜きや便秘の解消にもつながるので

ぜひ実践して見てくださいね!

 

お腹の凝りをほぐして、巡りの良い身体になろう。

まず簡単にできる凝りの解消法としては腹式呼吸があります。

簡単な動作なので逆になかなか取り組む機会がないかと思いますが、

意識してきちんとやればしっかりと効果を得られますよ!

 

仰向けに横になり、ゆっくりと横隔膜を大きく上下に動かす事で、

内蔵全体を活性化し、お腹の中の血流やリンパの流れもサラサラになります。

 

本や辞書などの重しになる物をへその上にのせるとお腹で呼吸をする感覚がつかめます。

ゆっくりと鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、重しを持ち上げてください。

吸いきったところでいったん止め、お腹の力をゆるめれば

自然に息が吐き出されます。 

 

上体反らし

うつぶせになり、足とお腹をしっかりと床につけた状態にします。

そのまま背中と足の力で状態を反らせて持ち上げましょう。

この時足が浮いてしまわないように。

浮いてしまう場合は、家具に足をひっかけたり、枕などを足の上に乗せて足を押さえましょう。

難しければ、背中を意識して手を着いてもいいでしょう。

「上体反らし」の画像検索結果 

背中後からで上体を反らせることで反対側のお腹が緩み、凝りもほぐれてきます。

 

お腹を温めて内蔵を活性化させるマッサージ

1、まず肋骨の下辺りを、肋骨に沿ってマッサージします。

軽くさするのではなく、押すような感覚でさするのがポイント。

押しながら下までさすったら、また同じように上から下にさするのを30秒ほど繰りかえします。

 

2、次に胃の周りを時計回りで円を書くように手のひらでマッサージしていきます。

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手のひらを全面的に密着させて、摩擦で温かくなるようにさすります。

 

力加減としてはテーブルの上を布巾で拭く時の強さです。

1分ほどを目安に温かくなるまでさすってあげます。

 

3、最後に胸の辺りから鼠径(そけい)リンパ節に向かって手のひらでさすっていきます。

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これも手のひらを密着させてあたたるようにさすります。

1分程度を目安です。

 

 

これらでお腹をほぐした後に、腹式呼吸をしてみてください。

お腹をほぐす前とほぐした後の呼吸の感じが違うのがわかると思います。

ほぐした後はお腹が動かしやすくなるので、呼吸も深くしやすくなるのです。

 

またマッサージでは便意を催したりお腹のガス抜きにも効果的なので

便秘持ちの人は是非積極的に取り入れてくださいね。