便秘の腹痛がある時に避けたい飲み物。熱い夏こそ要注意!
便秘にともなう腹痛がある時は腸が弱っている状態。
「便秘解消のために水分をとらなくちゃ!」と、
なんでもかんでも水分と思って飲んでいませんか??
実は飲み物の種類によっては、腸が弱っている時に飲んでしまうと、
腹痛が悪化してしまう事があります。
なので今回は、腹痛やお腹が弱い人が注意したい飲み物を3種類ご紹介します。
1つめ、冷たい飲み物。
特に真夏の熱い時期などは、どうしても冷たい物を摂りがちですが、
一気に冷たいものがお腹に入ってくると、お腹もびっくりしてしまします。
それが腹痛という形で現れることもあります。
特に腹痛を起こしやすいのはアイスコーヒー。
コーヒーに含まれるカフェインには、胃液の分泌を活発にする効果があります。
胃が健康な人が食後に飲むと、胃の働きが促進されて消化が進みますが、
胃の弱人が飲むと、胃液によって胃壁が荒れがちになります。
空腹時も避けたほうが良いです。
さらに冷たさもプラスされて胃腸に入ってくるとなると、
腹痛が起こる可能性は高まってしまいます。
たばことコーヒーの組み合わせ、なんて、もってのほかですよ。(美味しいらしいけど)
2つめ、炭酸系の飲み物
炭酸は腹部を膨らませてしまうのですが、
胃腸が正常に動いていいる人であれば問題はありません。
しかし、慢性的な便秘であったり、
便秘による腹痛や吐き気を抱えていて胃腸が弱っている人にの場合は
炭酸の飲み物と空気が一緒になって送り込まれ、
動いていなかった腸が急に動き出す事があります。
この急激な動きが、腹痛という形でSOSを出す場合があるのです。
3つめ、牛乳。
牛乳には乳糖が含まれていて、これを分解するには酵素というものが必要です。
日本人は昔から牛乳を飲んでこなかった民族なので、その酵素が不足していると言われています。
乳製品が苦手という人が多いのはこの事も関係しているでしょう。
この酵素が足りないと消化吸収がうまくいかずに腹痛を起こす結果になるのです。
弱った胃腸に「刺激」は × !!
冷たい飲み物、炭酸、牛乳は胃腸にとって刺激的な飲み物であることがわかります。
私たちは、口から飲み物や食べ物をいれて、
それが肛門から出ていくまでの間に、必要なものだけを吸収して身体に取り入れています。
大抵のものには対処できても、刺激のあるものがやってくると、
「危ないかも?」と腹痛サイレンを鳴らしてしまうことになるのです。
腹痛を起こしやすくなるもの
喫煙、アルコール(ビール、発泡酒、サワー等)普段以上の水分摂取も、
場合に寄っては腹痛を起こしやすくしてしまいます。
アルコールは急激に吸収されるので、身体がそれを緩和するために大量の水分を必要とします。
お酒を飲んだ後は、普段以上に喉が渇きますよね。
こうして無意識のうちにいつもより多く水分を摂る場合にも、腹痛がおこることもあるのです。
腹痛の原因は必ずしも1つとは限りませんが、
以上のどれかに覚えのある場合は、まずその飲み物を控えてみてはいかがでしょうか。
十分な水分の摂取は必要になりますが、
常温の水をちびちびと飲むのがおすすめです。
これで1日2リットルも全然飲み切れます。
コツとしては、喉が渇く前に水を口に含む感覚です。
また、慢性的な便秘のある人は白湯もおすすめです。