便秘の時に食べてはいけない食べ物!
便秘を治したい時には便通の悪くなる食品は避けましょう。
便秘で腸内環境が良くない時に、便通に悪い物を多く摂取すると、
- 腸内環境は悪化する一方です。
普段から明らかに便通に良くないとされる食品をメインに摂取していると、
腸年齢が実年齢以上に老いてしまい、
便秘が慢性化しやすくなってしまいます。
便通に良く無い食べ物とその理由
主に便通に良くないとされる食べ物は
肉類
冷たいもの
刺激物
タンニンを含むもの
甘いもの
インスタント&ジャンクフードがあげられます。
肉類
最近は肉食系女子が増えています。
肉類は身体を構成するうえで大切なたんぱく質であり、
身体に込みやすい栄養素の1つです。
その為、食べると胃で栄養分がほとんど消化吸収されるので
便になる成分が少ないのが特徴です。
ここまでは理にかなった生理機能なのですが、注意すべき点は、肉類の摂取量です。
肉は噛む力もそなわって実に食べごたえがあり、お腹が満たされやすいですが、
同時に野菜を食べるのが肉に対して少なくなりがちです。
お肉中心の食事は、便をつくる素材が乏しくなるので、
腸へ届く栄養自体も乏しくなります。
また肉類は腸内の悪玉菌のエサにもなるので、このような肉食生活を長期間つづけていると、
便として排出されない状態を作りやすくなります。
肉の摂取量が多い場合は、腸内の善玉菌に働き掛ける
水溶性食物繊維を含んだ野菜をたっぷりととり、腸内環境を正常に保ちましょう。
冷たい食べ物
身体を冷やす作用のある食事は、基本的によくありません。
というのも、体温が高い状態で体細胞の働きが活性化するからです。
冷たい物には、アイスや冷えた飲み物のように温度そのものが冷たいものと、
食べる事で身体を冷やす作用のある食べ物(南国の果物など)が存在しますが、
両者とも、体温を下げることから腸内の動きも低下し、便を肛門までおしだすぜん動運動が弱まります。
便秘の時は特に、冷たい食べ物や、身体を冷やす作用のある食材を控えるようにしましょう。
刺激物
炭酸飲料、アルコール、香辛料の効いた食事、冷たい物、熱い物、脂肪分の明らかに多い食材は便秘の大敵です。
特にコロコロとした球のような小粒の便が出る、痙攣性便秘の人は絶対に避けたい食材です。
タンニン
お茶や柿、コーヒーやレンコンなどに含まれるタンニンには、便秘を生じさせる原因が2つ含まれています。
1つは細胞や血管の収縮を促進させる作用。
もう1つは腸内に粘膜を形成させて、ぜん動運動を抑制してしまう点です。
しかし、タンニンは悪玉菌を退治する抗酸化力に長けたカテキンが酸化したもので、便秘への作用には賛否両論の意見が出ているよう。
ただ、胃薬としてのタンニンの服用には便秘がつきまとうのは事実とのことなので、
摂取する場合は様子をみながら量を適度に調節すれば問題ないという見解が大半ですね。
甘い物
糖質を多く含む物は腸内環境を悪化させる悪玉菌の好物でもあり、
過剰に摂取すればするほど内蔵脂肪として蓄積される注意すべき栄養素です。
便秘の発生率が高い栄養素なので、甘いものの誘惑には気をつけましょう。(笑)
おやつでたまに食べるくらいにしましょうね。
インスタント食品・ジャンクフード
インスタント食品などには添加物などの毒性が否めません。
大半の物が、代謝機能を低下させて免疫力を奪うナトリウムが含まれています。
ナトリウムは糖尿病や、高血圧といった病気の原因にもなりやすく、
その1部として便秘を誘発するといわれています。