夏太りは便秘のせい!?夏の便秘対策。
夏は暑さでバテやすい季節。体重にも大きな変化が出やすい。
夏になると暑さで食欲が減衰してしまって夏痩せするタイプと、
逆に夏になると太ってしまう夏太りするタイプの人もいますよね。
どちらかというと、夏太りタイプの人の方が夏バテ傾向が強くでます。
症状としては、
- 胃腸の調子が悪い
- 便秘
- 手足のむくみ
- 倦怠感
- 冷え性
- 頭痛
- 腰痛
- めまい
- 肩こり
などがあげられます。なぜ、夏太りしてしまうんでしょうか??
便秘の人は夏太りしやすい。食べ物には要注意。
便秘になると排出までの時間が長くなり、腸内に食べ物が長い時間停滞します。
なので、長く腸内にある分食べ物のカロリー等を多く吸収してしまうことになります。
簡単に言えば、消化・吸収が遅くなるわけなので、
家族皆で同じ食べ物を同じだけ食べたとしても、便秘の人は家族の中でより太りやすいというわけです。
また、消化・吸収が遅くなってしまうと、内蔵の動作も少なくなるので
カロリー消費が通常より少なくなってしまうのです。
人は、運動している時以外の椅子に座っている時や睡眠中にも、
常にカロリーを消費しています。
ですが消費仕切れなかったカロリーは、体内に蓄積されて脂肪になってしまうのです。
夏に注意したい3つのこと。
1、夏はついつい食べ過ぎてしまう食品。
- 冷やし中華
- そうめん等の麺類
- アイス、シャーベット、かき氷
- ビール
- キンキンに冷やした飲み物
これらは胃腸に刺激的、または負担が大きい食べ物や飲み物です。
特に内蔵冷え性の人がこれらを多く摂取してしまうと、
腸のぜん動運動が抑制されてしまい、ますます便秘が悪化する恐れがあります。
また、糖質やカロリーが高い割には身体を冷やすものなので、
基礎代謝が下って太りやすくなってしまいます。
キンキンに冷やした飲み物などをたくさん飲むと
内蔵が冷えて「今は冬なの!?」と錯覚し、寒さに備えるために体内に脂肪を蓄えようとします。
一度蓄えられた脂肪はなかなか消費されないので、
夏が過ぎてもなかなか元の体重に戻りにくくなったりしますね。
2、睡眠不足にならないよう注意する。
個人差はありますが、基本的に睡眠時間が5時間未満の人は、
5時間以上寝ている人に比べて約1.4倍も肥満になりやすいのだそうです。
夏は熱帯夜で寝苦しい日が続くこともありますが、
寝不足になってしまうと基礎代謝が低下してホルモンバランスが崩れ、
脂肪や余分な栄養素を分解できずに太りやすい体質になってしまいます。
クーラー等で空間の温度を適温に調節することも大切ですが、
寝る前に敢えての白湯や温かい飲み物を飲むと快適な睡眠を得られやすいです。
内蔵が一度暖まり、そこから温度が下がっていく過程で自然な眠気を起こしやすいのです。
3、「むくみ」に注意。
鏡をみて「太ったかな?」と思ったとしても、それは夏太りではないかもしれません。
夏はたくさん汗をかくによって水分が失われるのですが、
過剰な水分摂取は体内の水分量を狂わせてむくみとなってしまう場合があります。
また汗をたくさんかくことで、ビタミンやミネラルも一緒に排出されるためにむくみが起こりやすくなる事もあります。
むくみの解消には、クエン酸やカリウム、ビタミンエが効果的です。
食べ物にすると梅干しや大根などです。
便秘解消に効果的な水溶性食物繊維にも、夏バテや夏太りを防止する効果があります。
便秘の解消と供に、夏バテも回避したいですね。