便秘による腹痛と吐き気を放っておくと危険!

便秘による腹痛や吐き気に効く運動方法や、食物繊維、ストレス解消法、オススメの食べ物など具体的にご紹介しています。また、サプリメントや食物繊維は摂取の仕方を間違えたら逆効果!腹痛や吐き気を悪化させない為にも正しい摂取方法で便秘を解消しましょう!

タバコが便秘に効くというのは嘘!腹痛や吐き気の原因かも

タバコが便秘に効く…というのは嘘!逆に便秘の原因に。

一部では、タバコが便秘に効くとい噂があるようですが、

これは事実ではありません。

1ヶ月ほどの長い目でみると、タバコは便秘の原因の1つとなってしまいます。

 

しかし、実際にタバコを吸う事によって便意を感じられることは事実です。

重要なのは、便意を感じるだけなのであって便秘の解消にはなっていないという事です。

タバコは老化の原因の活性酸素を増やしますし、

身体にいいものではありません。

しかし、「わかっていてもタバコは辞められない…」

という方も多いでしょう。タバコを続けながらでも、便秘を解消する方法はあります。

 

なぜタバコを吸うと便意を感じられるの??

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タバコを吸うと便意を催すのは、一時的なものであって決して便秘解消にはつながりません。

便意を催す原因は、タバコに含まれるニコチンという成分です。

 

タバコには1本当たり0.8mgのニコチンが含まれていますが、

このニコチンは直腸から肛門へ便を押し出すぜん動運動を活性化させるのです。

 

この効果は吸い始めて数分〜10分後で便意を感じるので即効性があり、

便を出すためにタバコを吸っている人もいるようです。

 

タバコを吸う事でニコチンの作用によって便意を催すのは事実ですが、

タバコを吸うこと事態は「便秘体質」を作り上げてしまっていることにもなるのです。

 

禁煙したら便秘になった!?は、ニコチン依存の1つ。

「禁煙したら便秘になった」という話もよく聞きます。

タバコを吸っている時は便がでていたのに、禁煙したらでなくなった…。という現象です。

これは、禁煙した途端便が出なくなったという事は、

今までは本来腸の力で排便するものを、ニコチンの力で排便していたということ。

 

もともと人間の身体は自律神経の働きによって自分で便を出すメカニズムを備えています。

しかし、タバコ脳と同じく外部からのニコチン補給に依存するようになってくると

タバコを吸わないと便が出ないという仕組みができ上がってしまいます。

 

なので、「禁煙したから便秘」ではなく、「吸わないと出せない状態」になってしまっているという事です。

毎日タバコを便秘薬の代わりに排便していたというような事になりますね。

 

タバコが便秘の原因になる理由。

ニコチンを摂取すると最初は便を催して便秘に効果がありますが、

タバコを吸い続けてニコチンを摂取し続けていると

ニコチンによって自律神経が狂い始めます

自律神経が狂って一番影響をうけるのは胃腸なのです。

 

ストレスを感じると胃に穴があくように、内臓機能をつかさどる自律神経がニコチンによって乱れると

腸の運動が正常な動きをすることができなくなってしまうのです。

 

これが続けば、腸が痙攣して便が詰まり痙攣イレウス(腸閉塞)という病気になる可能性があります。

自律神経が乱れる事で、より便秘になりやすくなるのです。

 

タバコのニコチンに依存した便秘の解消はかなり根気がいるものになりますが、

腸内が荒れ続けたり、便がたまったりで、ニコチンも摂取しているとなると、

大腸ガンへのリスクも高まります。

なので、はやめはやめに出来る事から改善していく事が重要です。

 

タバコを辞められないけど、便秘は治したい。

タバコを吸いながら便秘を解消したい人におすすめなのが、

アスパラガスです。

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アスパラガスにはニコチンを分解して無害化する作用を持っています。

さらに食物繊維も豊富に含んでいるので、便秘にも効果的です。

 

 

タバコを辞めるのが一番の便秘改善への近道ですが、

これは人によってはかなり時間を必要とする場合があります。

なので、タバコを辞められるまではアスパラガスの様な、

ニコチンを分解してくれるものや、抗酸化サプリメントをとりながら

食生活の改善をしていくことがおすすめです。