便秘に悩む人の8割が腸がねじれている!?
TVでも話題になりましたが、便秘で悩む人の8割が「ねじれ腸」らしいです。
ねじれ腸というのは、文字通り大腸の一部がねじれてしまっている状態です。
排便しようにも、ねじれた部分で便が詰まってしまい、便秘になりやすくなります。
そして、たまった便の重さで大腸がのびてしまい、さらに絡みやすくなってしまうという悪循環に陥ってしまうと、慢性的な便秘にも繋がります。
さらに、立った時に腸が下に落ちてしまう『落下腸』は、
遺伝子的な要因が大きいため、完全に治す事は難しいようです。
なので、便秘は、「便秘になりやすい体質」があるというわけですね。
腸がねじれているかどうかのチェック!
以下に当てはまるものがある場合は、ねじれ腸の可能性が高いです。
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子供の頃から便秘がち
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腹痛を伴う便秘になる
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便秘後に下痢になる
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運動量が減った途端に便秘になる。
ねじれ腸は治すことはできませんが、便秘を解消することは出来ます。
当てはまるようであれば、「便秘になりやすい体質なんだ」と思って、普段から気をつけていけば、便秘を未然に防ぐことも出来ますね。
ねじれ腸マッサージで便を出そう!
ねじれ腸が治せなくても、詰まった便を移動させることができれば、
便秘解消に繋がります。ねじれた腸を揺らしてほぐしてあげると、
便は然るべき方向に移動してくれます。
腸の中でもねじれやすい場所は、
「横行結腸」「下行結腸」「S字結腸」の3ヶ所になります。
この3ヶ所に適切なマッサージをしてあげましょう。
「横行結腸」「下行結腸」へのマッサージ
- 立った状態で、両足を肩幅(少し広めでも良い)に広げる。
- 両手を水平に広げ、上半身を上下左右、交互にひねる。
ラジオ体操の「ひねり運動」に似た動きになりますが、
『お腹を揺らしている!』というイメージを持って1分間続けましょう。
イメージはすごく重要になるので、しっかりお腹を意識し続けてくださいね。
下行結腸へのマッサージ
- 仰向けになり、両膝を立てる
- 腰の下に、座布団やクッション等を敷く。
- 左側の助骨の下あたりから骨盤にかけて、両手でおしていく。
この時に、腸を揺らすイメージでおしてあげましょう。
S字結腸へのマッサージ
下行結腸へのマッサージと同じ体制で行います。
- おへその下から恥骨にかけてを両手の指で約1分間押していきます。
- 反対に恥骨からおへその下にかけて、今度は腸を持ち上げるに押していきます。これも1分間ほど行いましょう。
下行結腸へのマッサージと同じように、腸が揺れるイメージで押していきます。
以上の4つの運動を1セットにして、
朝食前(朝起きて布団でゴロゴロしている時に)と
就寝前(布団にはいって眠りに入る前に)の1日2回。
1回4分間なので、1日8分間の運動です。
これなら気軽にできますね。
腸をほぐして、便秘解消につなげましょう!
次回は、日常生活で腸を活性化させる方法とは…!?