便秘による腹痛と吐き気を放っておくと危険!

便秘による腹痛や吐き気に効く運動方法や、食物繊維、ストレス解消法、オススメの食べ物など具体的にご紹介しています。また、サプリメントや食物繊維は摂取の仕方を間違えたら逆効果!腹痛や吐き気を悪化させない為にも正しい摂取方法で便秘を解消しましょう!

便秘に効く!酸っぱい梅干し

梅干しには驚くべき効果が盛りだくさん。

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・お弁当に入れれば、食品の腐敗を遅らせてくれる

・夏バテなどの時に食べると食欲回復を促してくれる

疲労回復の効果もある

・そして、便秘の解消にもその力を発揮するのです。

 

どうして梅干しが便秘に効くのか?

梅干しには、すっぱさの元であるクエン酸という酸が多く含まれていますね。

このクエン酸が腸まで届くと、便を肛門へ押し出すぜん動運動を誘発する効果があると言われています。

あのトイレに駆け込みたくなる時におこるお腹のゴロゴロが起こるってことです。

便秘によって腹痛や吐き気がある人は、

そもそも腸のぜん動運動がうまく出来ていない事が多いのでこの効果は嬉しいですね。

またクエン酸にはその他にも、

腸内環境を善玉菌に適した酸性に近づける効果

ストレスを和らげる効果などがあります。

なので、ストレスから来る過敏性症候群の緩和にも役立ちます。

 

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クエン酸だけじゃない、梅干しの便秘解消効果

梅干しにはクエン酸以外にも、

果肉には便秘解消に欠かす事の出来ない食物繊維が含まれています。

この食物繊維は、不溶性と水溶性の両方が含まれているので、

腸にこびりついてしまっている宿便もからめ捕ってくれます。

ただし、便秘による吐き気や腹痛を伴う人は、不溶性食物繊維は要注意。

食べ過ぎは危険です。私はお腹が張る時はお湯にいれて3日に1回にして良い感じでした。

(わたしは梅干しがどうしても好きなので。笑

そうでもない人は他の水溶性の食物繊維からとる方がオススメです。)

 

更に、梅干しの実には様々なミネラルが含まれていますが、

中でも便秘解消に効果的なのはマグネシウムです。

マグネシウムは腸に水分を集める働きを持っていて、硬くて頑固な便を柔らかくしてくれます。

 

まとめ。梅干し1つで4つの効果がある!

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1、ぜん動運動を促す。

 排便するには欠かす事のできない腸の働きのひとつ。この働きが弱いと、下剤や食事で頑張って便をだしても、

また新しく腸に便がたまっていってしまって、便秘を繰りかえしてしまいます。

ぜん動運動は老化によっても筋力の低下で、働きが弱くなりがち。

腹痛や吐き気までないのであれば、梅干しのクエン酸の力を積極的に借りましょう!

 

2、腸内環境を整える

 クエン酸は腸内を酸性にし、善玉菌が増えやすくなる環境へと近づけてくれます。善玉菌が増えれば、便秘や老化、ガンの原因をつくる悪玉菌が抑制されるので、より快便へと導いてくれます。

 

3、ストレスを軽減

 クエン酸は抗ストレス作用というものがあり、ストレスを軽減させてくれます。

腸はストレスの影響を受けやすく、ストレスが原因である過敏性症候群の緩和にも繋がります。

 

4、食物繊維マグネシウムの働き

 梅干しの果肉には食物繊維マグネシウムが豊富に含まれていて、

便に水を与えたり、腸に水分をあつめて、腸内で固まっている便を柔らかくしてくれます。

 

・腹痛や吐き気まではないけど、どうも便秘ぎみ…

・下っ腹がぽっこり出ていて、宿便が気になる…

・便秘と下痢を繰りかえすので、過敏性症候群かもしれない…

このような人は、梅干しを毎日1つ食べましょう!笑

…毎日とまでいかなくても、積極的に梅干しを食事に取り入れてみてください。

私のお勧めは、50度くらいのお湯に梅干しをいれて、

お箸で少し砕いて飲み、食べることです。

美味しいし、身体も温まって効果がぐんとあがりますよ♪

腸閉塞(イレウス)の予防をしよう!便秘がちなら要注意!

腸閉塞(イレウス)ってどんな病気?

小腸や大腸の内側がなんらかの原因でふさがってしまって、

食べ物やガス、消化液などが通らなくなった状態をいいます。

症状としては、の中にあるものがたまって腹部が張り、吐き気や嘔吐が起こるだけでなく、

腸管が拡張したりねじれたりして、腹痛も生じます。

 

また腸閉塞になると、食事ができないだけでなく、

栄養や水分を腸から吸収できなくなってしまいます。

さらに嘔吐によって消化液が失われ、さまざまな障害が生じます。

 

便秘が続くと腸閉塞になりやすいので注意が必要!

便秘が長期的に続いてしまい、腸に便がだまって腸管が塞がってしまうと腸閉塞を引き起こします。

具体的には、1週間便秘が続いているだけでも腸閉塞の可能性はあるようです。

また、便がでたとしても宿便などが腸にこびりつくと腸が詰まりやすいので

繰り返し便秘になっている人ほど腸内に便が蓄積されて、腸閉塞を引き起こしやすいとされています。

 

どんな便秘が腸閉塞になりやすいか

便秘の種類は、腸のぜん動運動が停滞しているタイプや、

善玉菌が不足して悪玉菌が増えている場合など様々ですが、

腸閉塞になりやすい便秘は、

水分不足や腸内環境の悪化によって便がカチカチになっているタイプになります。

あとは便が黒い場合も、たまった便が腐敗している証拠なので

腸閉塞の危険性が高いとされています。

 

!注意すべき点!

・便を観察して、黒くて硬い便になってないか。

・お腹がはて腹痛になってないか。

・1週間以内に便がでているか。

 

便秘による腸閉塞は突然おこる

腸が閉塞した瞬間、激しい腹痛が襲ってきます。

どのくらいの痛みかというと、

痛すぎて倒れ込むほどの痛みです。

 

腸が詰まるので食べ物や胃液が逆流し、嘔吐することもあります。

こうなった場合はすぐに救急車を呼びましょう。

 

病院に運ばれると腸内の便を取り除くためにお腹を切開して手術が施されます。

入院期間はおよそ2週間です。

 

腸閉塞になってしまえば病院行きです。

なので、普段から便秘ぎみの人は毎日の生活の中での予防が大切になるのです。

 

おすすめの腸閉塞の3つの予防法。

1、白湯を飲む

一番大切なのは、水分を摂取して便を柔らかくすることになります。

水分と言っても冷たい水よりも温かい飲み物がいいです。

細胞は温度が高いほうが活性化しやすいのと、便も温かいお湯の方が溶けやすいのです。

水をカップに入れ、レンジで1分30秒ほど温めて飲みましょう。

朝起きてからと寝る前に1杯ずつ飲めば、腸内運動も促進してくれやすいですよ。

かなり効果的で、毎日やれば2、3日で体調に変化を感じます!

 

ちなみに、私は梅干しが大・好・物なのでお湯に梅干しを入れています。

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ちょっと甘さがある梅をいれたらもう最高に美味しいです。笑

しかも梅干しにはクエン酸が豊富に含まれるので、

腸のぜん動運動の活性化を促す効果もあるんですよ!

次回は梅干しの便秘への効果をご紹介します♪

 

2、1日2リットルの水分補給!

硬い便の便秘には圧倒的に水分摂取量が足りていません。

2リットルは初めは大変かもしれませんが、

毎日飲んでいると徐々に慣れてきて、当たり前に2リットル飲めるようになります。

コツは、大量の水を1度に飲むのでなく、少しずつ(1口ずつ)小まめに飲む事。

喉が渇くまえに1口。口に含んでください。

人によってはトイレが近くなると思うので、我慢しないこと。

同時にダイエットや美容効果もあります。

 

3、食べ物は水溶性の食物繊維を!

ごぼう等の繊維が硬い、不溶性食物繊維は避け、

ネバネバしていて便を柔らかくしてくれる水溶性食物繊維をとりましょう。

手軽に取れるおすすめは納豆

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水溶性食物繊維も豊富に含まれるだけでなく、

納豆菌が腸内の善玉菌を効果的に増やします。

 

その他にも、ところてん、寒天、こんにゃくなども便を柔らかく、

つるっと滑りやすくする事ができるのでおすすめですね。

 

下剤は腸に負担がかかりますし、基本的におすすめは出来ませんが、

もし1週間以上便が出ていないのであれば、

一度だけ下剤のちからを借りて便を出し切るのもひとつだと思います。

その後の、腸の運動や腸内環境の改善を忘れずに。

薬を多用すると腸が薬に頼ってしまうようになり、

薬無しでは便がでなくなってしまいます。

 

薬より即効性は期待できませんが、薬よりもサプリメントのほうがオススメです。

腸内環境を整えたり、便を柔らかくしてくれる栄養を補給できるサプリメントであれば

食事よりも効率的に栄養を摂取することができます。

 

腸閉塞で亡くなる人の便は、コンクリートのように硬くて真っ黒なんだそうです…。

普段から便秘がちな人は、自分の便をしっかり観察して

普段の食生活に気を配りましょう。